今回のゲストは、帝国ホテルの定保英弥社長。コロナ禍で海外観光客が消え、国内旅行者もほとんどいなくなり、もはや瀕死の状態となっているホテル業界。そのリーディングカンパニーである帝国ホテルも、一時、客室稼働率が1割台となり、2021年3月期決算では、過去最大の赤字を計上した。しかしコロナ禍の中でも、旗艦店である帝国ホテル東京を2500億円かけてリニューアルし、また京都にも新たなホテルを開業することを発表するなど、攻めの経営を続けている。日本資本主義の父と呼ばれている渋沢栄一が初代会長を務め、礎を築いた帝国ホテルの本質とはなにか、定保英弥社長に聞く。
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