TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

米国国歌に通じる奇跡の一枚

狙撃直後、顔から血を流しながら拳を突き上げたトランプ前大統領とその背後に映りこんだ星条旗の写真は神がかっていた。

米国の国歌『星条旗』を彷彿とさせるからだ。1814年の米英戦争でマクヘンリー砦は英国の猛攻撃に耐えながら星条旗を掲げ続けたという歌詞に通じる。

米国人の4人にひとりはキリスト教福音派である。奇跡的に右耳の怪我だけですんだ前大統領を神によって生かされたと考える人々である。大統領選の行方はほぼ決まったようなものだ。