民主主義にとって久々のグッドニュースだ。
11月24日に投票が行われた香港区議選は民主派が80%の議席を獲得。香港政府トップに「真剣に反省したい」とのコメントを言わせしめた。
もちろんこれで香港政府が民主派の要求を聞き入れるはずもないが、一連の抗議行動に対して香港市民は支持するという民意が明確なった意義は大きい。
「これで香港はさらに混迷を深める」などという意見もあるが、それは無責任な第三者の論評だ。
香港市民の民意が明示されたことで、国際世論は迷いなく香港の民主主義を応援できる。一党独裁の中国政府に対しても、これほど大きなダメージを与えるものはないであろう。久しぶりに民主主義のチカラを見た思いだ。