TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

パリ五輪、日本選手団を食で救った味の素

パリ五輪は形式的な環境対策優先で各国選手を苦しめた。中でも選手村の部屋にクーラーを設置しなかったことと、食事の不味さに対する選手たちの不満は爆発寸前であった。その中で日本選手団を救ったのは、味の素が選手村に展開した日本食(軽食)を提供したG-Road Stationだ。リオ五輪でも味の素はブラジル中から納得や豆腐を買い集めて日本選手団を食で支えたという。JOCを食事とサプリメントで支援してきたわけだが、個別では柔道の阿部兄妹のサポートをしたという。
リオはブラジル支社長として、パリは社長として関わったのが藤江太郎さんだ。2022年4月に社長に就任している。
中国、フィリピン、ブラジルなど海外に長く駐在した経験がビジネスマンとしての背骨になっているという。本物の多様性が身体に染みついた藤江さんとの対談はじつに楽しかった。
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