国内初となる11階建ての純木造高層ビル「PortPlus」を完成させた大林組社長の蓮輪賢治さんとの対談動画をアップしました。CO2の塊であるコンクリートをいっさい使用せず、国産材を使用した純木造高層ビルは環境にもいいことづくめだ。森林を中心とした脱炭素の美しい循環モデルと言える。
しかし現実はそれほど単純ではなく日本の林業再生の難しさ、コスト等々、問題は山積だ。
だがこれまで建築することが出来なかった耐火、耐震性能を備えた木造ビル建築は、柱や梁の強度を高めるために技術革新を産んだ。蓮輪さんはこれを脱炭素への単なるシンボルにするつもりはない。
そもそも日本の森林再生など不可能という専門家の意見もよく聞く。
しかし脱炭素への多様なアプローチが次々に生まれることは大いにけっこう。
鉄筋コンクリートのビルぱかり建ててきた大手ゼネコンが挑む純木造ビルへの思いと技術の革新を蓮輪さんに語っていただいた。
大手ゼネコンのイメージを覆えす、蓮輪さんの温厚な語り口調が印象的だった。
動画は下記URLから。
https://www.takarabe-hrj.co.jp/keieishanowa#movie1286
*写真は大林組PortPlusより。